野音であそぶ９９（１９９９年７月３１日日比谷野外音楽堂）
毎年恒例の「野音で遊ぶ」という野外ライブ。今年は当日まで「内容が秘密」というもので、期待に胸を膨らませて会場に向かいました。今年は朝から快晴。雨の心配はありませんでした。個人的には５月の横浜ベイホールの時よりも体調は万全で、ずーっと立っていても大丈夫という状態でした。
いつもの如く、リハーサルが延びたということで５時１５分の開場が２０分ほど遅れました。中には行って目に付いたのが、Ｇｏｏｄ売り場の本日のライブ記念Ｔシャツ。一緒に行った友人は早速購入しました。（なんとこのＴシャツのデザインに、大きな意味が含まれていたのです。それは後程。）
今回は、ＯｐｅｎｎｉｎｇＡｃｔとして「Ｆｒｏｇ＆Ｔｒｉｐｐｅｒｓ」のミニライブ１０分程がありました。てっきりキーボード松本さんのＮＥＷバンドだと勘違いしてしまいました。ミニライブが終わるといよいよ開演。熱帯地区に生息する観葉植物に囲まれたステージから流れるメロディーは、アコーステックへと変わっていったのでした。
＊この日の曲目（ ）内は収録アルバム名
１．Ｙｕ−ＪＡのアコーステック版…ピアノ、Ｄｒａｍ、Ｂａｓｓのみ（B.C.A.D）
２．ＤＡＩＳＹ ＦＩＥＬＤ(Ｎａｔｕｒａｌ)
ＭＣ・・珍しく安藤さんが喋る。
この時「今日から５人になりました！」ということで、長い間サポートメンバーだった松本圭司が正式メンバーとなったとの紹介がありました。。
３．Ｒｏｍａｎｔｉｃ
Ｃｉｔｙ（ＮＥＷＳ）
４．ガーディの夢（ＮＥＷＳ）
メインをリリコンで演奏。
５．Ｃｏｐａｋａｂａｒｎａ（夏の惑星）
ＭＣ ここから弦楽４重奏
６．真夏のためいき（ＮＥＷＳ）
７．ＨＥＡＲＴＳ（脚線美の誘惑）
８．DALI'S BOOGIE(Sweet & Gentle)
ＭＣ
９．Ｃｏｎｔｒｏｌ(Ｎａｔｕｒａｌ)
１０．SCRAMBLING (Sweet & Gentle)
途中でＢａｓｓソロあり
１１．FROM TANIAUR(Sweet & Gentle)
アンコール１回目
１．PIOGGIA DI CAPRI（B.C.A.D）
２．AWAY FROM HOME
アンコール２回目
３．Sailing The Ocean (GRAVITY)
あくまでも個人的感想：
今までの野音ライブの中では、「演奏を聴かせる」内容だったようです。
その為、盛り上がる曲が３曲（？）だったようで、盛り上がりを楽しみにしていた方々にとっては全然物足りなかったでしょう！！
それと、雰囲気作りに松本さんが作ったと思われる様々な効果音…オープニングの「ミナサンコンニチワ」という声とか、ラジオから流れてくる英語、ステージの雰囲気を盛り立てる色々な音…は、今までのスクエアには見られなかったように思いました。
今回は弦楽４重奏(弦一徹ストリングス)との共演で、一瞬６年前に行われた「ＨＡＲＭＯＮＹ」の様相になるか…と思ったものの、完全にＢａｃｋの音としての役割となってました。でも、その中でヴァイオリンソロ（落合一徹さんだった？）は、なかなかの聞きごたえでした。
（弦楽４重奏を行ってたＢａｎｄ名については、好絵亜県立スクエアＹ学の学長やすくんより教えて頂きました。ありがとうございました。）
曲以外で印象に残ったのは、安藤さんの衣装（青いシャツにＧパンというリラックスしたもの）、則竹さんの赤いスニーカー（いつもの喋りがなかっただけ目立っていた）、須藤さんのアンコール時の金魚のかぶりもの、宮崎さんのＳｉｃｋな装い（ずーっと見ていなかったせいか、髪の毛が少々伸びたように見えた。）そして、正式メンバーとなった松本さんの晴れ姿！ということで、あの記念Ｔシャツにメンバーの一員として表記されていたのです。
「たまにはこんな形式も良いでしょう！」と須藤さんがいったように、静かに座って聴くフュージョンもいいと思います。今年は野音で聞くことが出来ましたが、次回は再び大きなコンサートホールで聴いてみたい…と思い、物足りなさを感じながら会場を後にしました。終演時間８時３０分。約２時間のＯｎｅＮｉｇｈｔＤｒｅａｍでした。