１９９７年１０月３日。東京公演２日め武道館に行ってきました。
２日間ＳｏｌｄＯｕｔということで、九段下の駅を降りると武道館へ向かう人が大勢いました。
コンサートのオリジナルグッズは、開場へ入る途中の「特設テント」で販売。（私は「安部さんの本」のみ目指してまっしぐら……ありました！）武道館の入り口には「Ｔｕｌｉｐ ＭＡＧＩＣＡＬ ＨＩＳＴＯＲＹ ＴＯＵＲ １９９７」の看板と大勢の花輪(日本テレビ「ＦＡＮ」など)。これをバックに記念撮影をしている人も数人いました。

さて会場に入り、「２階南東側Ｖ列５８、５９番」を探しました。
なんと、武道館の真上(真上は立ち見席)から３段下がったところ。ステージは真下に斜めに見下ろすといった状況で、当然オペラグラスは必需品です。５９番は姫野さんのキーボードが柱に隠れてみえないというもの。おまけに一度上がったら下に降りるのが一苦労という席で、連れとともに発した第一声が「最悪！」という言葉でした。(こういう時に「アリーナ」で見ることが出来た人は、本当に幸せものです。)周りはほとんど埋め尽くされて、開始時間を待ちました。

コンサートは、開始時間を７、８分遅れて始まりました。メンバーがさっーとあらわれて、すぐ１曲めの「あいつが去った日」が演奏されました。

（おことわり：コンサートでやった曲順、楽器の種類、ＭＣの詳しい内容については、チューリップ関連のＨｏｍｅｐａｇｅでご覧ください。以下に述べる内容は、印象に残った場面を述べていきます。）

最初から４曲続けて財津さんのＶｏｃａｌ、その後４曲は姫野さんのＶｏｃａｌと続きます。やはり「舞台斜めに真下に見下ろす」というのは、動きがほとんどで表情は全然わかりません。
衣装はなんとかわかったようで、この日のコスチュームは財津さんが濃い灰色の長袖シャツに同系色のズボン、宮城さんが黒の長袖シャツにズボン(色は忘れました。)、姫野さんは黒のベストに白い半袖Ｔシャツの組み合わせにズボン、安部さんは黄緑系のシャツに同系色のズボン、上田さんは白いシャツに蝶ネクタイ、黒のズボンといういでたちでした。(真上から見たので、１００％正確ではありません。あしからず)
ＭＣもところどころアリーナの人の歓声で途切れがち（というより聞こえませんでした）。
でもはっきり聞こえた部分は、
１．安部さんが「２０年間で２７４曲発表しましたが、今回５曲新曲を出しました。この曲は２７９番目にレコーディングした曲です。」といって「シェア」が紹介されたこと。
２．財津さんが２０００年までにもう一度チューリップをやりたいといったこと。
３．今回のコンサートは楽しんで行っているといったこと。
でした。ちなみにメンバー紹介は、ところどころ聞こえず残念。

舞台も正面で見るものとは違った「見えかた」で、「光の輪」の最後で数多くの星(電球)が光のですが半分が隠れてみえなかった状態。次の「Ｓｈｏｏｔｉｎｇ Ｓｔａｒ」の最後で流れ星が出たのですが、これも「流れ星」が出たことが後になって気が付いた状態でした。

客席も、アンコールの「Ｇｉｖｅ Ｍｅ Ａ Ｃｈａｎｃｅ」からアリーナ、１階席、２階席の前の方が総立ちになったものの、私の席の周りは誰一人立つものはおらず。（きっと最近ファンになった人と招待券で来た人がほとんどだったようです。）
結局、「夢中さ君に」（アンコールの最後の方です）の時に我慢できずに立ってしまいました。（この時も、周りは誰も立たず。）「財津さん」コールも、一人で叫んでいました。

こんな状態で、２時間半のコンサートは終了しました。
やはり２階席からのチューリップは、熱狂ファンは少なかったです。
今度再会できる時には、「ちゃんと見える場所」で再会できれば……という願いです。