年末ライブ以降のＴスクエアのライブで、この日のライブを心待ちにしていました。
他のページに記載の通り、４月末から闘病生活を送っていて「数日後に入院」を控えているだけ行くのに少々不安でしたが、朝から体調が良かったので、充分な休養を取った上で、家から片道１時間２０分の電車に乗り込んで出かけました。（当然、薬＆保険証持参での外出です。）
会場の横浜ベイホールは、駅の側でないのでとっても不便！行き＆帰りとも桜木町からのバスを使いました。最寄りのバス停から歩いて５分。会場に着いたときには、１００人近く待っていました。私の整理番号は３３番。番号を呼ばれて入場すると、前の方は一杯。
周りを見まわしたところ、なんと椅子席が！ステージから程遠く、１メートル先の壁のモニタから見るという最悪な場所であるものの、病人にとっては途中で座ることの出来るＬｕｃｋｙな場所でした。（ちなみにあと１５ほど椅子がありましたが、大半が「関係者用」の張り紙が付いていました。でも関係者席に座った人はほとんどいなくて、無駄なセッテングのようにも思えました。）
この日のライブに来た人は推定５００人程。始まる前から熱気に包まれていましたが、６時の開演がいつもの如く１５分程遅れてライブが始まりました。
＊メンバー
ギター：安藤
まさひろ ドラムス：則竹
裕之 ベース：須藤
満 Ｓａｘ＆Ｅｗｌ､フルート：宮崎
隆睦 キーボード：松本 圭司（大好評のサポートメンバー）
＊この日の曲目（ ）内は収録アルバム名
１．Sweet & Gentleのｲﾝﾄﾛ〜夜明けのビーナス（夏の惑星）
２．MAKE IT STONED (Sweet & Gentle)
ＭＣ
３．SCRAMBLING (Sweet & Gentle)
４．A DAY IN BLUE (Sweet & Gentle)
５．DALI'S BOOGIE(Sweet & Gentle)
ＭＣ (自己紹介コーナー)
６．メドレー（Wordress Ansology I,II,IIIより）
FUTURE FLY〜Banana〜CHENGE YOUR MIND 〜 SABANA HOTEL 〜 FOGOTTEN
SAGA 〜IN THE GRID 〜 IT'S MAGIC 〜 TRUTH
７．LANDSCAPE(Welcome to the Rose Garden)途中Bass Soloあり。
ＭＣ
８．FROM TANIAUR(Sweet & Gentle)
９．TOKYO Sound Machine(GRAVITY)
１０．Bass Solo〜Explorer (GRAVITY)
１１．BARBARIAN（うち水にRainbow）
アンコール１回目…と共に宮崎さんへの「Happy
Birtthday」の大合唱！
１．明日への扉 (HUMAN)
２．Sailing The Ocean (GRAVITY)
アンコール２回目
３．Takarajima （S･p･o･r･t･s）
あくまでも個人的感想：
個人的には、昨年のコンサート、ライブから聴き方がちょっと変わってきたようです。というのも、昨年のメンバーチェンジで加入した宮崎さんと１２月からサポートしている松本さんの「Ｓｏｕｎｄ」に注目してしまうのであって、昨年１２月のライブと比べると、両人とも数段いやそれ以上に成長したような気がしました。
松本さんは、「従来のもの（Ｓｏｕｎｄ）をかき回わす」という通り、所々のアレンジが変わった分だけ「新鮮」に聞こえました。まだまだ「新しい試み」を秘めているようで、今後のライブでの「かき回し方」に期待が持てました。
この日は宮崎さんの誕生日＆ツアーの初日であったため、宮崎さんはかなり緊張していたようです。演奏も所々かすれたり、音が出なかったりという部分がありました。本人がＭＣ「緊張してます。」と言ってたものの、須藤さんのベース交換中の繋ぎのしゃべりがあったり、メンバー紹介時に花束をもらったり、アンコール時にケーキのローソクを吹き消したり…等、最高の「ＢｉｒｔｈＤａｙ」だったかもしれません。
この２人の「新しい」音を、古くからのメンバー３人の「音」を重ねる…ということで、Ｓｏｕｎｄも今まで以上に、新鮮だったような気がしました。曲数も昨年までと比べて「ぎゅっと凝縮」されましたが、なかなか中身が濃かったようです。
また則竹さんのドラムセットが変わったせいか、ドラムの音の変化が感じられました。
ステージからかなり離れていても、心はひとつでした。きっとメンバーは、遠くで見ているファンたちのことも心に留めている…と信じています。
途中「病人だから許して下さい。」という状況で何度も座っていましたが、なにより会場に足を運べたことがとても嬉しかったです。
このツアー中に入院＆手術をしますが、無事退院できて、７月の野音に足を運ぶことが出来ることを今から楽しみにしています。