T−SQUARE YEAR−END SPECIAL98-99
1998年12月30日 At 新宿ルミネホールACT

野音以来の東京でのTスクエアのライブ。キーボード難波正司の突然脱退ということで、キーボードがどうなるのかという不安と期待があって、この日のライブを少々心待ちにしていました。
毎年東京での年末ライブは10数年来六本木PIT−INNで行われていましたが、今年の会場キャパの多い新宿ルミネACTホール(新宿駅南口LUMINE2の7F)となりました。
この日のライブに来た人は推定600人程。ひょっとして座れると期待してたものの、整理番号250番以降は完全に「立見」でした。ステージが真ん中に出来ていて、ステージを囲むように観客が見るという形式で、それでも宮崎さんの左側の一番前列の「立見」場所を確保して見ることが出来ました。周りを見ると大半が立見だったようで、長時間のライブで終演直後しゃがみこむ女性が数人いました。
7時の開演がいつもの如く10分程遅れ、オープニングの音楽が流れると、ステージ下手から花道を通ってメンバーが入場し、ライブが始まりました。

*メンバー
ギター:安藤 まさひろ ドラムス:則竹 裕之 ベース:須藤 満 Sax&Ewl、フルート:宮崎 隆睦 キーボード:松本 圭司(サポートメンバー)

*曲目( )内は収録アルバム名

1.SUNSHINE SHOWER (B.C.A.D)
2.RAINY DAY,RAINY HEART (HUMAN)
MC
3.CROWN AND ROSES (Welcome to the Rose Garden)
4.PIOGGIA DI CAPRI(B.C.A.D)
5.真夏のためいき(NEWS)
MC
6.FUTURE FLY (デビューアルバム Lucky Summer Lady)
MC (自己紹介コーナー)
そして本日のゲスト是方博邦(KORE-CHAN)登場!
7.プリシア(是方さんの曲)
8.Giant Side Steps (THUTH)
MC
9.DESTINATION (Stars and the Moon)
MC
10.Prime (R・E・S・O・R・T)
11.NAUGHTY BOY (B.C.A.D)
12.The Seven Wonders (GRAVITY)
ここで前メンバー難波正司登場!
13.Japanese Soul Brothers Bass&Drum Soloが10分近くあった。

アンコール1回目
1.明日への扉 (HUMAN)
2.勇者(YUH-JA)(B.C.A.D)

アンコール2回目
3.Sailing The Ocean (GRAVITY)
4.Little MERMAID (MAGIC)

個人的感想:
今回はここ数年ライブやコンサートでやっていなかった曲が中心だったようで、久しぶりに耳にする曲が多かったです。特にアルバム「HUMAN」と「B.C.A.D」からは、同名コンサートツアー以来聴いた曲がありました。
サポ−トメンバー加入での演奏するのがまだ数回のせいか、演奏をカバーしている部分が所々ありました。(サポートメンバーの松本氏が年末ライブに出ると決まったのが10月31日だったそうですから、2ヶ月弱で10数曲をこなすのは実に大変だったと思います。本人の希望次第では来年から正式メンバーになるかもしれませんが、個人的にはTスクエアの一員として活躍して欲しいと期待しております。)
それから、宮崎さんのSAX,Ewlが一際レベルが挙がったようでした。おそらくライブ・コンサートを数多くこなしてきたということからでしょうか?(尚、セッテングにはアルトSAXの隣にソプラノSAXが置いてあったのですが、結局1曲も使用しなかったようです…。)
ゲストの是方さんは実にギターがいい!(の一言。)昨年の野音のOTTOTRIOで演奏を聴いていて、過去にTVで(KORE-CHANZとして)見ているのですが、改めて彼のギターに魅了してしまいました。
そして、最後に難波さんが戻って来た!ということで会場が一段と盛り上がり。アンコールまで一気に駆け抜けてしまいました。

やはり3時間も立っていると、アンコールの頃は「気力」だけで持たせていたようでした。最初の頃は手拍子も元気があったのですが、アンコールになると「イェーイ」と気の抜けた声を出すのが精一杯でした。なにせファンクラブの優先予約での久々の当選でしたので、来年も年末ライブに行けたら…と期待していますが。


思い出のライブへ戻る

T−スクエアへの想いへ戻る