伊東たけし&本田雅人Special Dreamライブ報告
(2001.4.20 atＳＴＢ１３９
スイートベイジル)
元Ｔスクエア本田雅人と現Ｔスクエア伊東たけしのジョイントライブがついに実現しました。きっかけは､昨年１２月に行われたＴスクエア年末ライブでの共演（神戸チキンジョージ）で話したことが早々実現したということで､東京､神戸､名古屋での３ヶ所のライブの初日でした。
会場は六本木ＳＴＢ１３９スイートベイジル。入手したチケットには「午後３時から整理券を配布します。」と書かれていて､順番を取る為に２時過ぎに会場に到着しました。
順番取りは「椅子に座って待つ」という方法でしたので､３時までライブハウスのテラスで､のんびり待つことが出来ましたが､結局整理番号は４２番。整理番号をもらった後､５時半に再度会場に集合となり､その間近くで時間つぶしをしました。
５時半に集合すると､６時の開場まで待たされました。
開場後「全席自由」ということで、左端の前の席をを確保しました。開演まで２時間近くあるのですが､このライブハウスは１ドリングを注文しなくてはならず、おまけにライブが始まるまで（実際にはライブの途中の９時頃)食事を楽しむ･･という趣旨のライブハウスでした。今回は１人で見たので､カクテル１杯注文しただけでライブが始まるのを待っていました。
８時開演メンバーと共に伊東さん､本田さんが登場しました。なごやかな雰囲気で２人登場。 この日の衣装は、伊東さんは最近おなじみの格好（黒の毛糸の帽子に白Ｔシャツ＆白のズボン)、本田さんはビニール地で出来た黒のズボンに白のベスト(中は白いシャツだったと思いました。)でした。
☆Ｍｅｍｂｅｒｓ
伊東 たけし（アルトＳＡＸ）
本田 雅人（アルトＳＡＸ）
小林 信吾 （Ｋｅｙｂｏａｒｄｓ）
浅野 祥之 （Ｇｕｉｔａｒ）
松原 秀樹（Ｂａｓｓ）
沼澤 尚（Ｄｒｕｍｓ）
☆この日の曲目及び曲順（一部曲名が違っているかもしれませんので、その際には是非メールでお知らせください。）
1. ？（どうもこのライブの為に書き下ろした曲のようでした。伊東さんと本田さんのＴＷＩＮ ＳＡＸ）
〜ＭＣ〜
2.Ｊｕｂｉｌｅｅ（Ｆｒｏｍ「Adentures」（T-SQUARE)）
〜ＭＣ〜
3.Forget me not（Ｆｒｏｍ「Ｒｅａｌ Ｆｕｓｉｏｎ」）ＳＡＸ伊東たけし
4.Ｔａｓｔｅ of Wind（伊東たけしの曲）ＳＡＸ本田雅人
〜ＭＣ〜
5.Ｔｒａｆｆｉｃ Ｊａｍ（Ｆｒｏｍ「Impressive」（T-SQUARE)）ＳＡＸ２本のみでの演奏でした。
〜ＭＣ〜
6. リトル･パイソン （伊東たけしの曲）
〜ＭＣ〜
7.Ｂｉｇ Ｃｉｔｙ（Ｆｒｏｍ「Ｒｅａｌ Ｆｕｓｉｏｎ」）
〜ＭＣ〜メンバー紹介〜
8.MEGALITH（From「NEWS」（T-SQUARE)、使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜アンコール 〜
#1.MEGALITH ＳＡＸ２本のみでの演奏でした。
#2.Ｍａｇｉｃ〜Ｔｒｕｔｈ〜Ｃｈａｏ これもＳＡＸ２本のみでの演奏でした。
#3.JOY（Ｆｒｏｍ「Ｇｒｏｗｉｎ’」）
○あくまでも個人的な感想
実は、伊東たけしと本田雅人のジョイントは今から１１年前､伊東たけしがＴスクエアを退団する際のライブ(FAREWELL
& WELCOME)で競演を見ていましたが､この時と比べると今回は本当に和やかな雰囲気で進められていきました。
演奏する曲数が少ない為１曲終わるごとにＭＣが入り､その主導権は本田さん。本田さんのしゃべりに伊東さんがつっ込む・・・という絶妙（？）のＴａｌｋで、会場は終始大爆笑でした。
中でも本田さんの曲を伊東さんが演奏する時に「はりきって吹いていただきましょう！」などと、途中からは本田ワールドのＭＣにはまって行きました。
演奏は、２人でＳＡＸを吹く曲が中心・・・とおもいきや、圧巻だったのはバックバンドなしで１曲を吹き上げる曲が数曲あったことです。２人の肺活量は大丈夫か･･･と、後半はドキドキもの。１人がリズムを取る､２つのパートに分けて吹く･･など、ＳＡＸが出来る粋をはるかに越えていました。曲が終わると、しばらく拍手は鳴り止みませんでした。
それだけに、今回のライブは価値のあるものだったと思います。ＴＷＩＮ ＳＡＸでライブが行われることはめったにないため､今後夏の野外イベントなどで再度共演してほしいと思いました。
また、今回のバックバンドは全員初めてお耳にかかるメンバーだった為、新鮮な気分で聴くことが出来ました。特に､則竹さん以外のドラムを聞くのが久々だったのですが､かなり上手なぁ。。と、心の中でつぶやいていました。
アンコールを含めて約２時間。まぁ、後半肺活量が心配される曲が多かったので､充分に満足の行くＤｒｅａｍＬｉｖｅでした。
今後伊東さんはＴスクエアで､本田さんはセッション中心で活動していくようです。２人の共演が再度お目にかかれるのは、果たしていつの日になるのでしょうか？？