J-Selection LIVE 2003 本田雅人ＢＡＮＤライブ報告
(2003.3.22 at札幌芸術の森アートホールアリーナ)
本田雅人メインの（？）ライブが約１年ぶりに行われました。昨年８月に赤坂ブリッツでB・B・STATIONのライブを見て以来のライブでしたが、今回は上記タイトルの通り「J-Selection
Live」として、財団法人札幌芸術文化財団･北海道新聞社・FM北海道･FMノースウェーブの主催で行われました。
会場は札幌芸術の森アートホール。地下鉄南北線真駒内駅からバスで約２０分。札幌芸術の森という札幌の芸術文化複合施設の一角にあります。広さ４０ヘクタール、札幌市南区にある自然豊かな場所でもあり、おまけにこの時期雪がまだ残っていて、いささか寒かったです。
開場１７時。開場時からかなり遅れてホール入り。今回の席は前から１列目で、本田さんがちよっと左で見るといった席でした。このホールのキャパは約５００席で、会場自体、ゆったりと見ることが出来ました。
会場内の売店ではＣＤ，ＤＶＤの販売が行われていて「購入された方には、コンサート終了後本田雅人サイン会へ参加できます。」とのこと。しかしながら、今まで出たCD、DVDをすべて購入してしまったため、あえなくサイン会に参加できませんでした。
１８時を少し遅れて開演。ます司会の女性がオープニングのアナウンスを行い、そのあとメンバーと共に本田さんが登場。 この日の本田さんの衣装は、黒のジャケット＆黒ズボンに赤シャツ（アルバム「FOUR of a KIND」のジャケットの本田さんの衣装と同じ）でした。ステージ中央の上部には「J-Selection Live2003」と赤い字で書かれた垂れ幕が掲げられ、背景は黒のカーテン。その光景に合うように、メンバーの衣装も「赤」「黒」が多かったようです。
☆Ｍｅｍｂｅｒｓ
本田 雅人（アルト＆ソプラノＳＡＸ、フルート）
梶原 順（Ｇｕｉｔａｒ）
グレッグ・リー（Ｂａｓｓ）
石川 雅春（Ｄｒｕｍｓ）
青柳 誠（Ｋｅｙｂｏａｒｄｓ）
☆この日の曲目及び曲順
1.Ｐｏｒｋ Ｄａｎｃｅ（Ｆｒｏｍ「Ｉｌｌｕｓｉｏｎ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
2.ＪＯＹ（Ｆｒｏｍ「Ｇｒｏｗｉｎ’」使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜ＭＣ〜
3.Ｍｅｒｍａｉｄ Ｋｉｓｓ（Ｆｒｏｍ「ＣａｒｒｙＯｕｔ」使用楽器はフルート）
4.Ｉ Ｃａｎ Ｇｉｖｅ Ｙｏｕ Ｍｙ Ｌｏｖｅ（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜ＭＣ〜
5.Ｆｏｒｇｅｔ Ｍｅ Ｎｏｔ（Ｆｒｏｍ「Ｒｅａｌ-Ｆｕｔｉｏｎ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
6.Ｇｒａｎｄ Ｂｌｕｅ（Ｆｒｏｍ「Ｒｅａｌ-Ｆｕｔｉｏｎ」使用楽器はソプラノＳＡＸ）
〜ＭＣ〜メンバー紹介〜
7. Equation（Ｗｉｔｎｅｓｓの曲 使用楽器はアルトＳＡＸ）
8. You
Can Fell The Sun In The Summer（Ｗｉｔｎｅｓｓの曲 使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜ＭＣ〜
9.みんなＳｗｉｎｇ（Ｆｒｏｍ「Ｉｌｌｕｓｉｏｎ」」使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜アンコール 〜
#1.Woodie's
Nap（Ｗｉｔｎｅｓｓの曲 使用楽器はアルトＳＡＸ）
#2.Time
Out Of Your Mind（Ｗｉｔｎｅｓｓの曲 使用楽器はアルトＳＡＸ）
○あくまでも個人的な感想
今回は表題の通り「J-Selection Live」としてだったので、選曲もJazzっぽいナンバー、スローな曲がほとんど。それでも本田さんのテーマ曲(？)となるＪＯＹはしっかりやってくれました。これで少々会場が盛り上がったかもしれませんが、とにかく１列目から後ろの様子を伺うのは実に不可能でした。
使用楽器も本田さんの代表とするアルトＳＡＸ，ソプラノＳＡＸ，フルートのみ。Ｔスクエア時代から聞いているファンにとってはＥｗｌを使った曲を演奏しなかったのが、ちょっと物足りなかったかもしれません。当然ＭＣもいつもの「オレ様」トークにならなかったものの、所々で笑いを誘っていました。
今回のバックバンドのメンバーですが、ＷＩＴＮＥＳＳというユニットで一緒に活躍している梶原氏、石川氏とナニワＥｘｐｒｅｓｓのキーボード奏者青柳氏（先生と呼んでいました。）、矢沢永永吉のバックなどで活躍しているグレッグ・リー氏という、めったにお目にかからないメンバーでした。１曲目、アンコール前の最後の曲中で一人一人のソロを披露していましたが、「さすがプロ！」と絶賛したいほどバックはしっかりしていました。
本田さんの曲７割とＷＩＴＮＥＳＳの曲３割という構成でしたが、ＷＩＴＮＥＳＳの曲を聞いたことが無かったので印象がいまいちつかめませんでした。今後、本田さんのライブで演奏する機会が増えてくるのであれば、ＷＩＴＮＥＳＳの曲を予習しておきたいと思いました。
７月には５月に発売されるＮＥＷアルバム発売記念ツアーが行われます。残念ながら北海道でのライブが予定されていないので、東京まで「追っかけ」て、オレ様のライブを見に行く予定です。新しい本田サウンドがどんなものになるのか、今から期待しています。