９８年１２月の赤坂Ｂｌｉｔｚ以来、約10ヶ月ぶりに本田さんのライブが見られるとあって、期待しながら会場に向かいました。
会場の「ＯｎＡｉｒＥａｓｔ」は、渋谷から歩くこと１５分。一歩間違えば怪しいホテルなどに入ってしまうような通りにあって、会場前には、多くの人が待っていました。
わたしの整理番号は１４番。早く入れると期待していたものの、「Ａ」が付いた整理番号の方が先でした。「Ａ」の付いた整理番号は５５０番まであって、結局５６４番目！会場に入ると、オールスタンディング、ほぼ「立見」でした。（右隅に折りたたみ椅子席が３，４つあったようで、早い番号の方が幸運にも座ってみていたようです。）
この会場は８００人入れるのですが、ほぼ一杯となり、見るの満員電車に近いような感じでした。今回も客の８割は女性でしたが、若い人に混じって４０，５０代の女性がいたのには驚きました。（本田さんをどこで知ったのか？？？疑問ですが。)

７時開演を２０分ほど遅れて、メンバーと共に本田さんが登場。
この日の本田さんの衣装は、白の半そでジャケット(皮製？)に黒ののビニールっぽい生地のズボンでした。髪型は、Ｔスクエア時代に逆戻りしてしまって（？）、短くなってました。
☆Ｍｅｍｂｅｒｓ
本田 雅人（ＳＡＸ，Ｅｗｌ他）
梶原　順（Ｇｕｉｔａｒ）
森村 献（Ｋｅｙｂｏａｒｄｓ）
青木　智仁（Ｂａｓｓ）
則竹 裕之（Ｄｒｕｍｓ）

☆この日の曲目及び曲順
※一部アルバム名がわからないのがありますので、教えてください！

オープニングは、この日演奏する曲目順に逆早回ししたものでした。(最初のＭＣで言われるまでわかりませんでした。)
1.「Caling The Sun」（From「Carry Out」、使用楽器はアルトＳＡＸ）
2.「SMACK OUT」〜「ＳＰＬＡＳＨ！」 （From「GLOWIN'」&｢Welcome to the Rose Gerden」（T-SQUARE)、使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜ＭＣ〜

3.「ひまわり」（From「Carry Out」、使用楽器はＥＷＩ）
4.「Mermaid Kiss」（From「Carry Out」、使用楽器はフルート）
〜ＭＣ〜

5.「WHEN I THINK OF YOU」〜「Marina Piccola」 （From「夏の惑星」の頃のもの？（T-SQUARE)、使用楽器はアルト、ソプラノＳＡＸ）

〜小ＭＣ〜

6.「今昔物語」（From「Carry Out」、使用楽器はクラリネット＆ＥＷＩ）
7.「Jazzの世界旅行」（From「Carry Out」、使用楽器はソプラノＳＡＸ、トロンボーン、コルネット（トランペット））

〜メンバー紹介〜

8.「CONDLENCE」（From「GLOWIN'」、使用楽器はＥＷＩ）
9.「BAD MOON」（From「夏の惑星」（T-SQUARE)、使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜ＭＣ〜
10.「Happy Go Lucky」（From「Carry Out」、使用楽器はＥＷＩ）この曲のコーラス部分を観衆に歌わせたことで、観客と演奏が一体となった。
11.「Blue Black」（From　T-SQUARE時代のもの？？)、使用楽器はアルトＳＡＸ）
12.「ＳＡＸのためのソナタ〜おはこ〜」（From「GLOWIN'」、使用楽器はバリトン、テナー、アルトＳＡＸ）
13.「MEGALITH」（From「NEWS」（T-SQUARE)、使用楽器はアルトＳＡＸ）
14.「Running High」（From「Carry Out」、使用楽器はＥＷＩ）
〜アンコール　１　〜
#1.「今日のCiao!!!」（笑） （From「B.C.A.D.」（T-SQUARE)、使用楽器はアルトＳＡＸ）
#2.「JOY」 （From「GLOWIN'」、使用楽器はバリトン＆アルトＳＡＸ）

〜アンコール　２　〜
締めくくりは「夏の・・・」シリーズ。
#3.「夏の蜃気楼」 （From「夏の惑星」（T-SQUARE)、使用楽器はアルトＳＡＸ)
#4.「夏の終わりに」（From「Carry Out」、使用楽器はアルトＳＡＸ）

○あくまでも個人的な感想
ライブが終わって真っ先に感じたことは、「フュージョンのすべてを体感した！｣ということでした。
よかった、すごかった、最高だった・・・・これらの言葉以外でなんと表現したらいいのか、というのが実感です。

アルバムでは一人で演奏したものを、Ｂａｎｄ形式で演奏するにどうなるのか・・・と期待していたのですが、さすがＢａｃｋの方々！
「本田さんの曲は難しい！」と文句が出るのをこらえながら（？）、本田さんとの息がほぼ合ってました。（特にＳＡＸとキターの駆け引きがよかったようです。）
アルバムを聞くとわかりますが、本田さんはこの日いろんな「吹きもの」を登場させてまして、ある曲では３つのものを上手い具合に使ってました。肺活量が大丈夫？と、ハラハラしながら見ていました。。
Ｔスクエアの曲は以前からスクエアのコンサート・ライブで演奏していたのが多かったのと、過去２回の本田雅人ライブで登場した曲目があった為、本家に劣らないものとなってました。

ＭＣでは「ＭＣ進行表」のようなものを見ながらの話。前回同様、会場を大爆笑化とさせていました。詳しい内容を覚えてませんでしたが、メンバー紹介では則竹さんとの「ボケボケ」コンビが光ってました。青木さんはしぶーい声で青木・増渕・本田プロジェクトのライブＰＲと年末の六本木ＰＩＴＩＮＮ３日間（１２／２９から３１まで）の話をしてました。３日間とも本田さんの出番があるので、あちこちから「行きた〜い！」の声があったようでした。

近々「新曲」（本人はレコードっていってたようで？）を出すみたいで、それに伴って２０００年もソロライブがあるのでは・・・と期待してます。
今回も最後には足が棒と化したのべ３時間３０分のライブ。終わったのが１０時過ぎだったで、アンコールを聞かずに帰った方が数名いました。

尚、今回のライブではロゴ入りのＴシャツと帽子のＧｏｏｄｓが初めて登場し、入り口の隅でサインつきＣＤとともに売っていました。帽子は「貴重な番号入り」のレアもの！お金があったら購入したかった・・と後悔しつつ会場を後にしました。