この日は平日にもかかわらず、店の前には「ＳＯＬＤＯＵＴ」の張り紙があり、１８時３０分の会場前には、多く人の列が出来ていました。
本田雅人としての、まさしく「はじめの一歩」のライブに期待をしながら店に入りました。わたしの整理番号は１６４番。椅子が１５０席と考え、予想通り「立見」でした。（でも幸運なことに、長椅子席の背もたれに捕まりながらの立ち席でした。）
開演前には立見も１００人近くになるという大盛況。当然客の８割は女性で、大半が本田さんのＦａｎだったようです。

７時３０分の開演を１０分ほど遅れて、この日のメンバーが登場。
本田さんはＴスクエア時代とがらりと変わり、前髪をおろして耳までの髪型に。そのため、出てきたとたん「キャー」という歓声がありました。衣装も黒のシャツ（七分袖）に白の広めのズボンというものでした。

○コンサートでやった曲目(*はＴスクエアのナンバー、カッコ内は本田雅人のメイン楽器)

第１部

１．新曲その１（ＳＡＸ）
２．Traffic Jam^＊ （ＳＡＸ）
ＭＣ(短めのメンバー紹介)
３．新曲その２「はね明るい系」もしくは「明るいはね」（Ｅｗｌ）
４．broken promise（ソプラノＳＡＸ）
ＭＣ
５．セナの追悼（追悼の英単語忘れた）(Ｅｗｌ、途中ドラムソロあり）

第２部
６．Ｊｕｓｔ Ｌｉｋｅ ａ Ｗｏｍａｎ （ＳＡＸ）
ＭＣ(森村、鳥山氏の紹介)
７．Ｗｏｒｋ Ｏｕｔ（ＳＡＸ）
ＭＣ(則竹、須藤氏の紹介?)
８．新曲その３「ワルツでゴー」（Ｅｗｌ）
須藤Ｂａｓｓソロ（この日は５分近くあった）
９．ボーク （Ｅｗｌ）
ＭＣ
１０．Saxのためのソナタ１８番（ソプラノＳａｘ）

アンコール
１．新曲その４「明るい農村」（Ｅｗｌ）
２．ＭＥＧＡＬＩＴＨ^＊（ＳＡＸ）

☆Ｍｅｍｂｅｒｓ
本田 雅人（ＳＡＸ，Ｅｗｌ）
鳥山 雄司（Ｇｕｉｔａｒ）
森村 献（Ｋｅｙｂｏａｒｄｓ）
須藤 満（Ｂａｓｓ）
則竹 裕之（Ｄｒｕｍｓ）

この日の大半が新曲若しくは昔落選した曲だそうで、タイトルが無い曲でした。
演奏も譜面を見ながらという状態で、鳥山さんには「リットーミュージック」発行（？）のスコア譜が配られたということで、ＭＣで色々言っておりました。「」内のサブタイトルは、本田さんが演奏するに当たっての「イメージ」として付けたそうです。
ＭＣはほとんど大爆笑。本田さんひとりでうまい具合に仕切ってました。
Ｔスクエアでは須藤さんがＭＣを仕切るものの、この日は「次の曲の準備があるから」ということでちょっと控えめでした。

演奏された曲ですが、Ｔスクエアの曲「Traffic Jam」はちょっとアレンジを変えてましたし、新曲は今までになく新しいサウンドでした。（特に「ワルツでゴー」と「Saxのためのソナタ１８番」は圧巻でした。）アンコールの「ＭＥＧＡＬＩＴＨ」はＴスクエア時代のサウンドそのままで、懐かしくなってしまいました。

今後「本田雅人」としてのソロライブも増えていく予定で、５人編成と「ＢｉｇＢａｎｄ」形式の双方をまた見てみたいと感じつつ、最後には足が棒と化したのべ３時間３０分のライブでした。

この日、招待席の後ろでＴスクエアを一緒に「卒業した」和泉宏隆さんが見ておりました。和泉さんもＰＡの手前で３時間ずっと立ったままでした。（招待席には、Ｔスクエアのマネージャーらしき人を含む３名が悠々と座っておりました。）