MASATO HONDA LIVE TOUR 2003 [Crowded Colors]報告
(2003.7.11 at赤坂ブリッツ)
本田雅人メインのライブ、５月に発売されたＮｅｗアルバムのタイトル名でもある「Ｃｒｏｗｄｅｄ Ｃｏｌｏｒｓ」東京公演に行ってきました。会場は赤坂ブリッツ。地下鉄千代田線赤坂駅から徒歩１分。ＴＢＳ(東京放送）で管理している建物の一角にあります。しかしながら、このライブホールも９月初旬で「一時休業」となり、ちょっと寂しい感じがしました。(思えばこのホールで本田さんのステージは３回見ました。)
６時半の開場を少し越えた時点で会場に入りました。中に入ると今回もＣＤ，ＤＶＤの販売コーナーがあって、ビールなどの飲み物販売が出ていました。客席を見渡すと、１階席は７〜８割の入り。今回も盛り上がること間違いないと確信できました。
1９時開演を１０分ほど遅れて開始。この日の本田さんの衣装は、赤の半そでシャツに＆黒ズボンでした。
☆Ｍｅｍｂｅｒｓ
本田 雅人（Ｅｗｌ、アルト＆ソプラノＳＡＸ、フルート他）
梶原 順（Ｇｕｉｔａｒ）
青木 智仁（Ｂａｓｓ）
則竹 裕之（Ｄｒｕｍｓ）
松本 圭司（Ｋｅｙｂｏａｒｄｓ）
☆この日の曲目及び曲順（一部曲名、使用楽器が違っているかもしれません。その際には掲示板への書き込み、もしくはメールでお知らせください。）
1.Eye Power=10.00（Ｆｒｏｍ「Clowded
Coloers」使用楽器はＥｗｌ）
2.Ｃａｌｌｉｎｇ Ｔｈｅ Ｓｕｎ（Ｆｒｏｍ「ＣａｒｒｙＯｕｔ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜ＭＣ〜 この会場にいす席を用意したことなど。。
3.Ｏｈ
Ｋａｒｎｅｌ!（Ｆｒｏｍ「Clowded Coloers」使用楽器はアルトＳＡＸ）
4.Ｓｌｏｗ Ｗａｖｅ（Ｆｒｏｍ「Clowded
Coloers」使用楽器はソプラノＳＡＸ）
〜ＭＣ〜
5.Ｂｒｉｇｈｔ
ａｎｄ Ｅａｒｌｙ（Ｆｒｏｍ「Clowded Coloers」使用楽器はフルート）ギター梶原順氏との２人演奏
6.Ｈｙｄｒａｔｉｏｎ Ｆｒｏｍ「Clowded
Coloers」使用楽器はアルトＳＡＸ）Piano松本圭司氏との２人演奏
〜ＭＣ〜 癒し系の話など。。
7.Ｍａｒｍａｉｄ
Ｋｉｓｓ（Ｆｒｏｍ「ＣａｒｒｙＯｕｔ」使用楽器はトランペット、フリューゲルホルン。）原曲とは違う楽器、アレンジでの演奏でした。
8.Knock Around
Limousine（Ｆｒｏｍ「Clowded Coloers」使用楽器はアルトＳＡＸ、固定ＳＡＸが２本・・・。）
〜ＭＣ〜メンバー紹介〜
9.メドレー
(「究極の９曲」という、Ｔスクエア時代のメドレーでした。）
Chao!!!〜SAMURAI METROPOLIS〜Traffic Jam〜Scandal Boy〜Little
Leage Star〜Splash！〜Bad Moon〜夏の蜃気楼〜MEGALITH
〜ＭＣ〜
10.Ｃａｒｉｂｂｅａｎ
Ｋｉｄｓ（Ｆｒｏｍ「Clowded Coloers」使用楽器はアルトＳＡＸ）
11.Step Up Action（Ｆｒｏｍ「Ｒｅａｌ Ｆｕｓｉｏｎ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
12.ＳＡＸのためのソナタ第１８番「おはこ」（Ｆｒｏｍ「Ｇｒｏｗｉｎ’」使用楽器はソプラノＳＡＸ）
13.Ｒｕｎｎｉｎｇ Ｈｉｇｈ（Ｆｒｏｍ「ＣａｒｒｙＯｕｔ」使用楽器はＥｗｌ）
〜アンコール １ 〜
#1.Tommorrow is Another Day（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
#2.Ｐｒａｙ
Ｆｏｒ Ｐｅａｃｅ（Ｆｒｏｍ「Clowded
Coloers」使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜アンコール ２ 〜
#3.JOY（Ｆｒｏｍ「Ｇｒｏｗｉｎ’」使用楽器はアルトＳＡＸ）
○あくまでも個人的な感想
まず、気がついたのは使用楽器がシンプルであったこと。Ｅｗｌで演奏する曲が少なく、大半がアルトＳＡＸでの演奏でした。途中数種類の楽器を使用して演奏する「ひとり舞台」がありましたが、生でみるサウンドは迫力、強弱・・・と聞いていくうちに本田ワールドに引き込まれていったようでした。
今回の選曲はＮＥＷアルバム「Ｃｒｏｗｄｅｄ Ｃｏｌｏｒｓ」が中心でしたが、今までにない試みとして中盤の「Ｍａｒｍａｉｄ
Ｋｉｓｓ」でアレンジ、使用楽器を変えて演奏し、アンコールの「Tommorrow
is Another Day」はＳＡＸをメインに、Ｂａｃｋは本田さんの自宅録音でのアカペラバージョンを使用したという、オリジナルとは違った曲の雰囲気を味わうことが出来ました。
圧巻だったのはＴスクエア時代の曲をメドレーとした「究極の９曲」。大半の曲は知っていましたが、久々に聞いた曲（SAMURAI
METROPOLISとScandal Boy）は「こんな感じだったのかなぁ。」と思ったほどでした。
観客は終盤になると総立ち状態。最後まで納得のいく、聴かせる内容でした。
バックバンドですが、本田さんのバックとしてはこのメンバーがＢＥＳＴといえるでしょう。青木さんのベースは今回もノリノリでした。
初めて見たのが梶原さんとの２人演奏、松本さんとの２人演奏。梶原さんのアコーステックギターもなかなかのものでした。松本さんの演奏も、前と比べて「聴かせるキーボード」に成長していたように思えました。
メンバー紹介では、大の仲良しである則竹氏とのトークに久々の大爆笑。Ｔスクエアでのメンバー紹介でのＭＣではしゃべる機会がなかったので、今までの２倍以上のＭＣを聞くことが出来て個人的には大満足でした。（ドラムテクも更に磨きがかかっていました。）
尚、本田さんが阪神ファンだということで、今回使用したＥｗｌの１本が「阪神カラー」である黄色になっていました。東京では遠慮して「六甲おろし」の演奏がなかったようですが、今年阪神が優勝すれば、年内まであちこちのステージで六甲おろしか聞けるのかなぁ･･とつくづく思いました。（ちなみに我が家ではワタシが巨人、ダンナが阪神ファンなので、この話をしたとたん喜んでいたようです??）