本田雅人ライブ報告
MASATO HONDA LIVE Tour2001「Cross Hearts」
(2001.12.22 at新宿厚生年金会館)
前回の「Ｒｅａｌ Ｆｕｓｉｏｎ」から約１年。本田雅人メインの（？）ライブが行われました。
今回は初めてのホールであり、しかも１回限りであって、開演前から大勢の人が集まっていました。会場は新宿厚生年金会館。３年前にＴスクエアのコンサートで見たとき以来です。
「開場１７時３０分」というものの、開場がかなり遅れました。しかも、会場に入るのに外で待たなければならない事態。結局３０分ほど待たされ、まず「ホールＯＰＥＮ」ということで中に入りました。ホールＯＰＥＮ後早速Ｇｏｏｄｓと思ったものの、今回はＧｏｏｄｓはなくＪａｚｚ系の雑誌の販売とＣＤ，ＤＶＤの販売のみでした。昨年の年末ライブのＤＶＤ・・と考えたのですが、特典がなかった（？）ようでしたので、結局購入せず。その後、会場に入れたのは、１８時数分前でした。
今回は１８時開演のはずが開場に２０分ほど遅れたため、開演も約２５分遅れ。オープニング音楽が流れる中メンバーと共に本田さんが登場。
この日の本田さんの衣装は、黒のジャケット＆黒ズボンに縦じまシャツ（黒っぽい色に茶色＆オレンジのラインが入っていました。）でした。また、この日は来年スカイパーフェクトＴＶの「ミュージック・エア・ネットワーク」での放送のために、ステージの左側にカメラが動いておりました。
☆Ｍｅｍｂｅｒｓ 前回「Ｒｅａｌ Ｆｕｓｉｏｎ」ライブのメンバーと同じ
本田 雅人（アルト＆ソプラノＳＡＸ他）
梶原 順（Ｇｕｉｔａｒ）
青木 智仁（Ｂａｓｓ）
則竹 裕之（Ｄｒｕｍｓ）
松本 圭司（Ｋｅｙｂｏａｒｄｓ）
ゲスト：角松敏生（Vocal&Ｇｕｉｔａｒ）
☆この日の曲目及び曲順（一部曲名、使用楽器が違っているかもしれません。その際には是非メールでお知らせください。）
1.Ｐａｒａｌｌｅｌｏｇｒａｍ（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
2.3/4/5（ワルツでＧｏ）（Ｆｒｏｍ「Ｇｒｏｗｉｎ’」使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜ＭＣ〜
3.ヒマワリ（Ｆｒｏｍ「ＣａｒｒｙＯｕｔ」使用楽器はＥｗｌ）
4.Ｄｉｓｉ-Ｓｈａｋｅ（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はＥｗｌ）
〜ＭＣ〜
5.Ａ Ｄｉｓｔａｎｃｉａ（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はソプラノＳＡＸ）
6. Ｆｅｅｌ Ａｔ Ｅａｓｅ（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はソプラノＳＡＸ）
〜ＭＣ〜
7. Ｔｅｃｎｏ Ｍａｎｂｏ（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はフルート、バリトンSAX、トランペット、アルトＳＡＸ3本・・・。）
8.メドレーその１（約8曲） 今昔物語、TokyoTrain
、Blue Black、Crescent Moon、JAZZの世界旅行放課後は日曜日、Saxのためのソナタ第１８番「おはこ」など（使用楽器はフルート、バリトンSAX、トランペット、アルトＳＡＸ・・・と一人でこなしておりました。）
〜ＭＣ〜メンバー紹介〜
ここでゲスト角松敏生登場
9.Ｋ2（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜ＭＣ
10.アマヌサの海（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はソプラノＳＡＸ）
11.メドレーその2 ＹＵ-ＪＹＡ、Calling the Sun、Stratos、Step
Up ActionみんなSwing、夏の蜃気楼、 .Smack Out、Bad
Moon、Little Leage Star
〜ＭＣ〜
12.・・・Ａｎｄ Ｙｏｕ？（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
13.JOY（Ｆｒｏｍ「Ｇｒｏｗｉｎ’」使用楽器はアルトＳＡＸ＆バリトンＳＡＸ？）
14.MEGALITH（From「NEWS」（T-SQUARE)、使用楽器はアルトＳＡＸ）
〜アンコール 〜
#1.Tommorrow is Another Day（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はアルトＳＡＸ）
#2.I Can Give You My Love（Ｗｉｔｈ角松敏生）（Ｆｒｏｍ「Ｃｒｏｓｓ Ｈｅａｒｔｓ」使用楽器はＳＡＸ）
〜アンコール ２ 〜
#3.夏のサンタクロース （Ｆｒｏｍ「Ｇｒｏｗｉｎ’」使用楽器はＥｗｌ）
○あくまでも個人的な感想
１年ぶりの本田ワールドは、更にＰＯＷＥＲＵＰしたように思えました。
しかしながらホールでのワンマンが初めてだったため、本田さん自身最初から途中まで緊張していたように伺えました。しかしながら前回のライブ同様ライブが進むにつれて徐々に緊張感が和らげ、気がつけばＭＣで観客が大笑いできるほどいつもの「オレ様」になっていたようです。
ＮＥＷアルバム「Ｃｒｏｓｓ
Ｈｅａｒｔｓ」が中心でありながら、角松敏生が参加してのジョイント演奏あり、ソロになってからの曲で構成するメドレーが２回･･。メドレーはやりたい曲をセレクトしたら８分（それ以上？）近くなってしまったとＭＣで言っておりました。今までソロで出した４枚、Ｔスクエア時代に書いた曲での「お気に入り」が十二分に入っていたので、ワタシにとっては大満足でした。
前半は「聴かせる」曲、終盤に「盛り上がる曲」という構成で、後半のメドレーからずーっと立った状態で盛り上がりました。おそらく１階席の後ろ、２階席まで立っていたことでしょう。
リリコンはＡＫＡＩ製にちなんで赤のリリコン！今までステージで見たことがなかったので、なかなかお洒落だと思いました。
バックバンドですが、今回は則竹さんが２００２年に渡英してしまうためにワタシにとって最後かもしれないステージとなりました。後半のメドレーの最初に則竹さんの曲「ＹＵーＪＹＡ」を持ってきたり、アンコール直前の曲（忘れました)でドラムソロが入ったり・・と大サービス！本田さんのソロの大半のＢａｃｋを勤めていただけに、来年からのドラムがどうなるのか、期待＆注目していきたいです。
青木さんのベース、梶原さんのギター（途中でコーラスしていた？)、松本さんのキーボードは昨年同様「本田さんについていく」という状態で、所々演奏を引き立ててくれました。やはり、今年も青木さんのベースソロは良かったです。
一番印象に残ったのは、アンコール最後の「夏のサンタクロース」。今までのライブでは何気なく聞いていたのが、今回ほど目と耳に残ったものはありません。スローテンポ、リリコンの響き、おまけにステージに満天の星と流れ星･･･。もう一度、満天の星を眺めながら、聴いてみたいと思いました。
来年も、きっとソロで観客の前に現れてくれることでしょう。再び本田ワールドに遭遇できるのを願いつつ、足早に会場を後にしました。