２０００年１２月２４日。国内最高峰のビートルズＣｏｐｙＢａｎｄの夢の共演「ＴＨＥ
ＢＥＡＴＬＥ ＳＨＯＷ ｉｎ
ＴＯＫＹＯ」が行われました。
会場は国立リバプール。３月の「ＴｈｅＲｅａｌ」以来久々に行ったのですが、会場に着いたところ既に数十人並んでおりました。当日売りでも充分座れる･･と思いきや、前売りで既に１００枚近く売れたいたようで、番号順に入場というのも１３９番目の入場となりました。
会場は６時過ぎにＯＰＥＮ。それでもなんとか補助いすに座ることが出来ました。それでもこの日は立見が４、５０人ほど出るほど大盛況でした。（毎月１回の「Ｂｅａｔｌｅｓ
Ｄａｙ」でもこれほどの立見が出たのは久々だと思いますが。。)
６時半過ぎに開演。まず１１月に発売されたＣＤ「ザ・ビートルズ１」のプロモーションビデオが映し出されました。このビデオは東芝ＥＭＩ関係者のみ（？）に配布されたという貴重なもので、収録曲２７曲全部が数秒間ずつ流れる･･という、ファンにとってはうらやむものでした。ビデオ終了後には、観客から拍手喝采が起きたほどでした。
続いて「ＡＣＴ１」から「ＡＣＴ４」まで、ビートルズの歴史に沿ったライブが演奏されました。 各バンドの合い間に休憩があり、後ほど報告する抽選会もありました。
ＡＣＴ１
ＴＨＥ ＢＥＡＴＭＥＮ ｗｉｔｈ三井真吾（Ｆｒｏｍ
Ｔｈｅ Ｒｅａｌ）
「ＨＡＭＵＲＧ
ＤＡＹＳ」として、デビュー前の１９６０年から１９６２年までの曲が演奏されました。衣装も革ジャンとスラックス（というのでしょうか？）の２種類の衣装でのステージ。配られたチラシにも記載されておりましたが、スチュアート在籍時の「ハンブルグ・ビートルズ」までを再現したという迫力のあるステージでした。
またゲストとして出演したＴｈｅＲｅａｌの三井さんは普段はジョージ役のギタリストですが、今回はＴｏｎｙ
Ｓｈｅｒｉｄａｎ役としてギターを演奏しました。とにかく「５人のビートルズ」を見たことない方々にとっては、新鮮でかつＢＥＡＴの効いたサウンドたったでしょう。最初に登場したバンドにもかかわらず、かなり盛り上がりました。
演奏された曲：ＭＹ Ｂｏｎｙなど(演奏されたすべての曲目が分からなかった為、以下省略します。)
ＡＣＴ２
ＰＲＵＤＥＮＣＥ
「ＲＥＤ
ＤＡＹＳ」として、ビートルズ全盛期となる１９６３年から１９６６年までに発表された曲から演奏されました。メンバーはマッシュルームカットの髪型にスーツという、ビートルズがステージで演奏していた衣装を再現していました。
ジョン役の新田さんがシタールの音などの効果音、シンセサイザーなどを巧みに演奏し、ポール役のパウロさんはポールを思わせるようなボーカルで我々を魅了しました。ＲＩＮＧＯ役の相馬さんはＭＣがとても可愛かった（？）と思いました。（これは個人的な感想です。)
札幌で彼らのステージを見た方々から絶賛の声を聞いていたので、かなり期待しておりました。結果は予想以上の完成度の高いステージで、ステージ終了後には観客から大きな拍手と歓声が沸きあがるほど、最高のステージでした。(彼らの演奏は、もう１度じっくり見たいです。)
演奏された曲:Ｒｏｃｋｅｎ’Ｒｏｌｌ＆Ｍｕｓｉｃ，Ｉ
Ｆｅｅｌ Ｆｉｎｅ,Ｓｈｅ’ｓ Ａ
Ｗｏｍａｎ，Ｔｏｍｏｒｒｏｗ Ｎｅｖｅｒ
Ｋｎｏｗｓ，Ｇｏｔ ｔｏ Ｇｅｔ ｔｏ ｉｎｔｏ
Ｍｙｌｉｆｅ,Ｙｅｌｌｏｗ
Ｓｕｂｍａｒｉｎｅ，Ｌｏｖｅ ｙｏｕ ｄｏなど
ＡＣＴ３
ＴＨＥ ＢＥＡＴＬＯＯＳＥ
「Ｂｌｕｅ
ＤＡＹＳ」として、ビートルズ後期から解散までの１９６７年から１９７０年までに発表された曲から演奏されました。メンバーはサージェントペパーズの”あの”衣装を再現し、長髪＆つけ髭といういでたちでした。
ジョン役の高村さんが色んな効果音(ギター＆キーボード)を作り上げ、音も忠実に再現していたようでレコードの世界にタイムスリップしたような雰囲気でした。それに加えてＲＩＮＧＯ役の金子さんのドラムはかなり迫力があり、彼らの演奏もまた最高に素晴らしいステージでした。
演奏された曲:Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band,Magical
Mistery Tour,Strawberry Fields Forever,Something,A day in the
life、Golden Slumbers〜Carry That Weight〜The endなど
ＡＣＴ４ ＰＲＵＤＥＮＣＥ
「ＲｏｏｆＴｏｐ」というタイトル通り、１９６９年１月３１日にＧＥＴＢａｃｋセッションとして行われた曲目を演奏。「Ｐｒｕｄｅｎｃｅ２度目のステージ」という印象が強かったようで、「ＲｏｏｆＴｏｐ」の再現というイメージがいまいち思い当たらなかったようです。衣装は背広にノーネクタイのシャツ、スボンで全員長髪、つけ髭という屋上セッションの服装そのままでした。。
演奏された曲:Ｉ’ｖｅ Ｇｏｔ Ａ
Ｆｅｅｌｉｎｇ,Ｇｅｔ Ｂａｃｋ
アンコール：
３バンドの共演
ＡＣＴ４まで終わった後、出演バンドによる総勢１３人での大セッションが行われました。ＰＲＵＤＥＮＣＥ＆ＥＡＴＬＯＯＳＥのパウロさんがメインとなって、各パート入れ替わりながらの演奏でした。
このとき演奏された曲の大半がノリノリの曲で、来ていた人には飽きさせない選曲でした。またアンコールではメンバー＆客席が１つとなってコーラスを歌うなど、２０世紀最後のクリスマスイブは最高に盛り上がった状態でステージがお開きとなりました。
演奏された曲:ＢＯＹＳ，Ｒｏｌｌ Ｏｖｅｒ
Ｂｅｅｔｈｏｖｅｎ，Ｉ Ｓａｗ Ｈｅｒ
Ｓｔａｎｄｉｎｇ
ｔｈｅｒｅ，Ｔｗｉｓｔ＆Ｓｈｏｕｔ
アンコール：Ｈｅｙ Ｊｕｄｅ
最後に個人的な感想など:
３バンド共に「個性」があって、我々見ている側にも飽きさせない素晴らしいステージでした。テクニック云々というより今までライブで聴いたことのない曲（Ｔｏｍｏｒｒｏｗ
Ｎｅｖｅｒ Ｋｎｏｗｓ，Ｇｏｔ ｔｏ Ｇｅｔ
ｔｏ ｉｎｔｏ Ｍｙｌｉｆｅなど）にすっかりハマッてしまいました。
そして実力のあるバンドの共演ということで、立見が出るほどの盛り上がり。そのために、次回行く場合にはチケットは是非前売りで購入したいと思いました。
(レポートを書き上げるのに少々時間が経ってしまったので、次回は前のほうでじっくりみながらネタをメモする予定です。。乱文にて失礼します。)
またＢｅａｔｌｏｏｓｅのステージの前に、抽選会がありました。１等は「Ｂｅａｔｌｅ１」グッズとしてレコードやノベルティの数々が１セットになったものでした。他に全部で２５名分の抽選が行われ、ポスターなどが商品としてありました。
ちなみにワタシはコカコーラＧｏｏｄのほうで「当たり」が出て、ＲＥＧＯブロックセットをＧＥＴしました。肝心の抽選は、今世紀もついていませんでした。。