ＴHE ＳＱＵＡＲＥ ＣＯＮＣＥＲＴ ＴＯＵＲ２００３”SPIRITS ”報告
２００３年５月１６日 ＡT 札幌ファクトリーホール
ＴＨＥＳＱＷＡＲＥ結成２５周年のコンサートツアーを札幌で見ることが出来ました。しかもツアー初日。今まで６０本近くスクエアのコンサートを見てきておりますが、「ツアー初日」は久々でした。
ツアー初日の会場は札幌ファクトリーホール。最寄駅は地下鉄東西線のバスターミナル前駅。会場前から大勢並んでいました。聞くところによれば、北海道でＴスクエアのコンサートが行われるのは５年ぶり（？）のことで、道内のファンにとっては心待ちにしていたようです。
今回の席は１列目１２番。スクエアのコンサートでの「一番前」は初めて。しかも１メートル以内に安藤さんが、３メートル以内に他のメンバーが(則竹さんと河野さんはチト遠かった)を見ることが出来ました。会場の客席数は約5００人。ほぼ満席でした。
会場の一角ではCD、DVD販売コーナーの他に、２５周年ロゴ入りのＧｏｏｄｓ（Ｔシャツ２種類、タオル、赤&黒２種類の携帯ストラップ)とツアーパンフレット(２５周年にちなんで２５００円）が売っていました。
オープニング前の音楽は、ポール・マッカートニーWINGS時代のベストだったと思います。開演予定時間から少々遅れて７時１０分、突然ホールが真っ暗になりに、オープニング音楽としてＴスクエアの代表曲のＰｉｃｋｕｐが流れ、ＴＲＵＴｈが流れた時には会場は大歓声！その中、メンバーが現れて、コンサートが始まりました。
★メンバー
ギター：安藤 まさひろ
Ｓａｘ＆Ｅｗｌ：伊東 たけし
ドラムス：則竹 裕之
ベース：須藤 満
ピアノ：和泉 宏隆
サポートキーボード：河野 啓三
★この日の曲目（ ）内は収録アルバム名
１．メドレー１
Ａll About You〜脚線美の誘惑〜ＨＵＮＫ＆ＣＬＩＦＦ〜ＡＲＣＨＡＤＩＡ〜いとしのうなじ〜ＯＭＥＮＳ ＯＦ ＬＯＶＥ
２．GLOLIOUS ROAD（ＳＰＩＲＩＴＳ）
ＭＣ 簡単なメンバー紹介
３．ＤＡＩＳＹ ＦＩＥＬＤ
（Natural)
４．ＢＩＧ ＣＩＴＹ (WAVE)
５．ＳＡＸ＆ＰＩＡＮＯ ＳＯＬＯ〜MEMORIES OF
ALICE(脚線美の誘惑）
６．ＴＨＥ ＥＮＤ ＯＦ ＳＵＭＭＥＲ（ＳＰＩＲＩＴＳ）
ＭＣ 和泉さん
７．メドレー２ ５枚目までのアルバムのＰｉｃｋＵＰ
ＢＡＮＡＮＡ〜ＣＨＯＵ ＣＨＯＷ〜Ａ ＦＥＥＬ ＤＥＥＰ ＩＮＳＩＤＥ〜ＬＵＣＫＹ ＳＵＭＭＥＲ ＬＡＤＹ〜ＭＡＫＥ ＭＥ Ａ ＳＴＡＲ〜ＬＯＶＥ ＦＯＲＥＶＥＲ〜Ｌｉｔｔｌｅ ＭＡＥＭＡＩＤ〜ＲＯＣＫＯＯＮ〜ＴＥＸＡＳ ＫＩＤ〜ＳＨＯＷ ＤＯＭＥ
ＭＣ 須藤さん
８．ＨＡＲＤ−ＢＯＩＬＥＤ
(WAVE)
９．ＥＵＲＯＳＴＡＲ〜ｒｕｎ ｉｎｔｏ
ｔｈｅ ｌｉｇｈｔ〜 （ＳＰＩＲＩＴＳ）
ＭＣ 伊東さん
１０．風の少年
（ＳＰＩＲＩＴＳ）
１１．Ｏｎｃｅ ｉｎ ａ ＬＩＦＥＴＩＭＥ
（ＳＰＩＲＩＴＳ）
１２．ＲＡＤＩＯ ＳＴＡＲ （Natural)
ドラム、ベースから始まり、各メンバーソロあり)
１３．ＴＲＵＴＨ （ＴＲＵＴＨ）
アンコール １回目
１．Ｔｗｉｌｉｇｈｔ Ｕｐｐｅｒ Ｗｅｓｔ
（ＴＲＵＴＨ）
２．宝島 (Ｓ・Ｐ・Ｏ・R・T・Ｓ)
アンコール ２回目
３．Ｌｉｔｔｌｅ Ｍａｒｍｅｉｄ(Magic)
あくまでも個人的感想：
とにかく演奏された曲目を見ても、２５年間の代表曲がふんだんに取り込まれ、古くから見ているファンにとっても納得のいく、最高の構成でした。
当然客席も１曲目から総立ち。最後まで「音楽」という形で観客を引っ張って行ってくれたようです。その分メンバー紹介のＭＣは担当楽器と名前を紹介する程度。メンバーの一言メッセージ、特にこの帰還限定の時だけ戻ってきたメンバーの声がもっと聞きたかったです。（個人的には、則竹さんのＭＣを期待していたのですが･･。)
今回も昨年末に見た年末ライブと同じく、和泉さんのＰＩＡＮＯ，河野さんのキーボードが光っていたと思っています。和泉さんのＰＩＡＮＯは「力強い」部分と「メロウな」部分を本当に上手く引き出していると感じました。個人的には、昨年の年末ライブ時より今回の方が印象的でした。
河野氏のキーボードは、昔の曲を音色、アレンジを忠実に再現していたようでした。「どんなアレンジで、どんな音色で曲を引き出してくれるのか･･。」と期待しているのですが、
今回は、則竹さん＆須藤さんのドラム･ベースソロは「ＲＡＤＩＯ ＳＴＡＲ」の間奏でした。確か、スクエアの曲間での２人のソロを見るとはあまりなかったので、曲間に上手い具合にベース･ドラムソロ出来るのは実にオドロキでした。その後、各メンバーのソロ･･、一人一人の個性が光っていました。
「ＴＨＥ
ＳＱＵＡＲＥのライブはこの６人で、帰還限定とは言わず年に１回は演じて欲しい。」ワタシの素直な間奏です。
次にスクエアのステージを見るのは年末になってしまいますが（２００３年の野音で遊ぶは都合により見にいけません。)、たとえ２人のユニットに戻ったとしても、我々観客を引っ張って行ってくれるような、そんなステージを今後も期待したいと思っています。
ツアー初日であったため、やや緊張していた部分がありました。「風の少年」イントロでの伊東さんが少々間違えてましたが演奏が止まることなくこと最後まで聞くことが出来ました。
アンコール終了後の挨拶(５人揃ってのお辞儀）後、５人揃ってのＪＵＭＰ！を１０数年ぶりに見ました。勢い余って則竹さんがコケたことを見逃しませんでした。