Ｔ−ＳＱＵＡＲＥ
Ｃｏｎｃｅｒｔ Ｔｏｕｒ ２００２
“Ｎｅｗ Ｒｏａｄ，Ｏｌｄ Ｗａｙ”
２００２年５月８日
Ａｔ 赤坂ブリッツ
約半年ぶりにＴスクエアの東京でライブが行われました。ＮＥＷアルバム「Ｎｅｗ Ｒｏａｄ，Ｏｌｄ Ｗａｙ」のタイトル通りのライブ。会場の赤坂ＢＬＩＴＺでライブを見るのは実に２年ぶり（別のアーティストで見たことがあります)で、向かいに赤坂ＡＣＴシアターがあって、２年前にＴスクエアが５人のメンバーとして最後のライブを見たことが思い出されました。
会場に入ると、１階席はすべて椅子席。２年ほど前は「立見」を確保するのが大変で早く会場に着いて前の方へ走って行ったのですが、今回は実に余裕。席を捜すと今回も前から２列目！但し安藤さんはかなり向こうのポジジョンで、伊東さんを左斜めに見る座席となりました。
開演前にＧｏｏｄｓ売り場を覗いたのですが、今回のＧｏｏｄｓはＴシャツ（白と灰色の２種類)、タオルの２種類。考えたあげく今回も購入を見送り。
開演の７時３０分を少々過ぎて、オープニング音楽に続いて始まりました。この日の衣装は、伊東さんが白Ｔシャツにからし色のパンツ、安藤さんは黒のベスト（黒の襟付きシャツ）に黒のズボンでした。
＊メンバー
ギター：安藤
まさひろ
Ｓａｘ、Ｅｗｌ、フルート：伊東たけし
サポートメンバー
ドラムス：則竹 裕之
ベース：コモブチキイチロウ
キーボード：河野 啓三
＊この日の曲目 ( ）内は収録アルバム名
１．Ｄａｎｓ
ｓａ Ｃｈａｍｂｒｅ（Ｙｅｓ，Ｎｏ）
２．ＤＯＷＮ
ＴＯ ＭＥＮＰＨＩＳ(Ｎｅｗ Ｒｏａｄ,Ｏｌｄ
Ｗａｙ)
ＭＣ
３．ＢＥＹＯＮＤ ＴＨＥ ＤＡＷＮ(ＨＵＭＡＮ)
４．ＰＨＡＴ ＰＨＵＮＫ(Ｎｅｗ Ｒｏａｄ,Ｏｌｄ
Ｗａｙ)(T-SQUARE)
５．ＴＯＹＳ(BRASIL)
ＭＣ メンバー紹介
６．ＭＥＭＯＲＹ〜ＰＩＯＧＧＩＡ ＤＩ
ＣＡＰＰＲＩ(ＢＣ．ＡＤ)
７．ＳＷＥＥＴ ＳＯＲＲＯＷＳ(夏の惑星)
ＭＣ
８．ＴＫメドレー２
ＯＶＥＲＮＩＧＨＴ ＳＥＮＳＥＴＩＯＮ（STARS
AND THE MOON)〜君はハリケーン（うち水にRAINBOW）〜ハワイに行きたい（脚線美の誘惑）〜ＨＡＮＫ
＆ ＣＬＩＦＦ(うち水にRAINBOW)〜Ｏｖｅｒｈｅａｄ
Ｋｉｃｋ(S･P･O･R･T･S)〜ＣＥＬＥＢＲＡＴＩＯＮ(TRUTH)
９．ＵＮＩＴＩＥＤ ＳＯＵＬ(Ｎｅｗ Ｒｏａｄ,Ｏｌｄ
Ｗａｙ)
ＭＣ ADVENTURESIMPRESSIVE
１０．ＶＩＣＴＯＲＹ(ＢＣ．ＡＤ)
１１．ＳＣＲＡＭＢＬＩＮＧ（SWEET&GENTLE）
１２．ＥＬ ＭＩＲＡＧＥ（Ｙｅｓ，Ｎｏ）
１３．明日への扉（HUMAN）
アンコール１回目
１．遠雷（STARS AND THE MOON)
２．ＳＡＦＡＲＩ(FRIENDSHIP)
アンコール２回目
３．ＴＲＵＴＨ ２１ｃ（TRUTH 21century）
アンコール３回目
４．ＯＭＥＮＳ ＯＦ ＬＯＶＥ(R.E.S.O.R.T)
５．Ｌｉｔｔｌｅ Ｍｅｒｍａｉｄ（MAGIC）〜ＴＨＥ
ＦＡＣＥ（TRUTH 21century）
あくまでも個人的感想：
２人のユニットになってからのコンサートとしては、構成はなかなかのものでした。
いつもなら１曲目をＮＥＷアルバムの１曲目もしくは何曲やるのか？と予想していたのですが、今回は意外にもアルバム「Ｙｅｓ，Ｎｏ」（１９８８年発表）の１曲目が飛び出し、昔からのファンからは歓声が起きたほどでした。その後はＮｅｗアルバム「Ｎｅｗ
Ｒｏａｄ,Ｏｌｄ Ｗａｙ」からの曲数曲と新旧スクエアの曲を織り交ぜた構成。後半からはいつもの盛り上がりと化して行き、最後の数曲からアンコールまで総立ち状態でした。
今回の一番の目玉は「Ｔ.Ｋメドレー」と「ＵＮＩＴＩＥＤ
ＳＯＵＬ」。ＵＮＩＴＩＥＤ ＳＯＵＬは２００２年ＦＩＦＡワールドカップの公式アルバムに収録されている曲だけあって、あちこちでノリノリ状態。（個人的にも久々にノレる曲だと思っています。)また本田さん在団時の「ＳＷＥＥＴ
ＳＯＲＲＯＷＳ」「ＶＩＣＴＯＲＹ」、宮崎さん在団時の「ＳＣＲＡＭＢＬＩＮＧ」を初めて伊東さんのＳＡＸで聞いたのですが、ちょっとフクザツな感じがしました。
バックもこのメンバーで「定着」（とはいえ、則竹さんは２月から英国に渡っていて、今回は「凱旋帰国」での参加)しつつあり、２人のユニットと合っているようでした。特にキーボードの河野さんは、今までのスクエアライブのキーボードの音を再現出来る（？）とのＭＣがあり、和泉さんに近いテクニックを持っていると感じました。ピアノやキーボードのソロも素晴らしいです。
ベースのコモブチ氏は、小柄ながら歌って踊れる(？)ベージストでした。Ｅｌ ＭＩＲＡＧＥではベースソロからこの曲自体サンバのノリに変えてしまうほど、我々をもう一つの世界に引き出してくれたと思いました。則竹さんは渡英でちょっと太った（？）印象でしたが、相変わらずのドラムテクニックでした。
とにかく、構成、サウンド共に久々に満足の行くコンサートでした。
７月２７日には今年も「野音であそぶ」が開催されます。懐かしの曲、新しい曲を織り交ぜて思い出に残る野音にして欲しい･･と願うばかりです。