Ｔ−ＳＱＵＡＲＥ
Ｃｏｎｃｅｒｔ Ｔｏｕｒ ２００１
“ＢＲＡＳＩＬ ２１ｃ Ｓｐｅｃｉａｌ
結成２５周年野音であそぶ！”
２００１年７月１５日
Ａｔ 日比谷野外大音楽堂
新生Ｔスクエアとしての東京での久々のライブは、２年ぶりの「野音であそぶ」となりました。昨年８月に伊東さんがＴスクエアに戻ってきて以来１０月末＆１２月にライブを行ったのですが、ワタシ自身都合で見にいくことが出来ず、約１年ぶりのコンサートとなりました。
会場の日比谷野外大音楽堂は地下鉄霞ヶ関駅下車。日比谷公園の一角にある野外音楽堂です。かつてＴ−スクエアは「野音であそぶ」で様々なコンサートを魅せてくれました。伊東さんはＭＣで野音であそぶが久々だ・・というコメントを述べていて、伊東さんがかつてスクエアの一員として野音で遊ぶに出演した頃には、ヒロシマとの共演などのゲストがあったようです。
ワタシが「野音であそぶ」を見るのは今回でのべ１０回・・だったような気がします。台風の時があり、猛暑で倒れそうな時があり、くしくも２年前の前回は途中から大雨という最悪なコンディションでしたが、今回２年ぶりの野音はお天気（しかし蒸し暑い）に恵まれました。
さて、会場に入るといつもの如く席を捜しました。今回の席はなんと一番前！左斜めに安藤さんを見るという絶好の位置で、昨年の赤坂ＢＬｉｔｚ同様、またまた安藤さんを５メートル以内で見ることができました。
開演前にＧｏｏｄｓ売り場を覗いたのですが、今回のＧｏｏｄｓはＴシャツ、タオル、携帯ストラップの３種類しかなく、考えたあげく購入を見合わせてしまいました。本当はプログラムが欲しかったのですが･･。･
この日のコンサートは、５時４０分頃にオープニングＡＣＴのＳｏｌｌａ（ソラ）が登場し、引き続いて始まりました。
＊メンバー
ギター：安藤
まさひろ
アルト、ソプラノＳａｘ、Ｅｗｌ、フルート：伊東たけし
通常のユニットメンバー
ドラムス：則竹 裕之
ベース：池田 達也
パーカッション：またろう
キーボード：河野 啓三
Ｔ−ＳＱＵＡＲＥ Ｐｌｕｓユニット（名前の漢字が違っているかもしれません？？）
ドラムス：山田 達也
ベース：坂本 竜太
キター：北島 健二
キーボード：ベニー・Ｋ
＊この日の曲目 ( ）内は収録アルバム名
オープニングＡｃｔ：Ｓｏｌｌａ（女性２人のボーカル＆キーボードユニット。澄んだ声とピアノ、アコーディオンの弾き語りで「ＡＲＩＧＡＴＯ」を含む３曲を披露してくれました。）
１．Ａ ＣＡＭＩＮＨＯ ＤＥ ＣＡＳＡ(BRASIL)VocalはSolla
２．ＤＥＳＰＥＤＩＤＡ(BRASIL)
ＭＣ メンバー紹介
３．ＴＥＭＰＯ ＤＥ ＳＥＲ ＦＥＬＩＺ
(BRASIL)
４．ＷＨＩＴＥ ＮＡＭＥ(Natural)
５．ＭＡＮ ＯＮ ＴＨＥ ＭＯＯＮ(T-SQUARE)
Ｔ−ＳＱＷＡＲＥ ＰＬＵＳのステージへ
６．ＫＮＩＧＨＴ ＳＯＮＧ (BLUE IN RED)
７．ＭＥＧＡＬＩＴＨ (NEWS)
８．ＣＨＡＳＥ(MAGIC)
９．ＦＡＣＥＳ(IMPRESSIVE)
１０．ＴＲＵＴＨ ２１ｃ
再びＴスクエアへ
１１．メドレー
All ABOUT YOU（ADVENTURES)〜脚線美の誘惑（脚線美の誘惑）〜ＣＨＡＮＧＥ ＹＯＵＲ ＭＩＮＤ（脚線美の誘惑）〜ＡＲＣＨＡＤＩＡ(WAVE)〜いとしのうなじ(STARS
AND THE MOON)〜ＯＭＥＮＳ ＯＦ ＬＯＶＥ(RESORT)
１２．Ｉｎ ＴＨＩＳ ＴＯＧＨＴＨＥＲ
(FRIENDSHIP)
１３．ＳＨＹＥＲＹＬ (FRIENDSHIP)
１４．Ｅｌ ＭＩＲＡＧＥ（YES・NO）
アンコール１回目
１．ＴＷＩＬＩＧＨＴ ＩＮ ＵＰＰＥＲ
ＷＥＳＴ(THUTH)
２．ＦＲＩＮＥＮＤＳＨＩＰ (FRIENDSHIP)
アンコール２回目
３．Ｌｉｔｔｌｅ Ｍｅｒｍａｉｄ（MAGIC）
あくまでも個人的感想：
今回は個人的に見どころが満載でした。２年ぶりの野音、ＮＥＷアルバム「ＢＲＡＧＩＬ」から何曲やるのか？、ゲストはだれなのか？・・それと安藤さんと伊東さんのユニットになってから初めて見ること・・・でした。
前半はＮｅｗアルバム「ＢＲＡＧＩＬ」からの曲数曲と新旧スクエアの曲を織り交ぜたアコースディックバージョン。今度のスクエアはこのようなイメージが続くのか･･と思っていました。
ところが、後半からはいつもの盛り上がりと化して行きました。
圧巻だったのは「Ｔ−ＳＱＵＡＲＥ ＰＬＵＳ」というユニット。９月にアルバムが発売されることということで、そのアルバムの中から数曲。とはいえ、昔の曲をロック調にアレンジが変えたもので、コンサートで聞くには最高！という雰囲気でした。（もちろん客席はほぼ総立ち）
今回演奏された曲では、「ＷＡＶＥ」「Ｎａｔｕｒａｌ」、それ以前の伊東さん在団の曲が演奏され、昔のスクエアのメロディに少々懐かしさが感じられました。
Ｓｏｕｎｄについて。通常のユニットの平均年齢（？）が若返ったことで、若々しい「音」とベテランのリードが合わさっておりました。安藤さんはアコースティックギターがメインとなってしまったようですが、エレキギターの音も円熟を持っていたように聞こえました。残念ながら今回は「火を噴くギター」の音は聞くことが出来なかったようです。
Ｂａｓｓ、キーボードともまだ「若いなぁ」という感じで、今まで見てきた奏者とはまた違った部分を持っていると思います。キーボードの河野さんは忠実に音を弾いていたようで、今後の展開が楽しみです。ベースの池田さんは後ろで弾いていたため、音についてを感じることが出来ませんでした。（次回の課題です）
またろうさんのパーカッションは、今までの曲を尚一層引き立ててくれたように思えました。数年前に見た仙波さんとはタイプの違った奏者のようです。
ユニットに変わったこと、それをサポートするメンバー、伊東さん＆安藤さんが作り上げる音楽をこれからも長い目で見守っていきたいと思っています。
最後に、Ｅｌ ＭＩＲＡＧＥで、元メンバーの須藤さんが飛び入り参加！客席からどよめきと驚きが起こりました。野音は本当に何が起こるか分かりません･･というジンクスは、今回も変わっていなかったようです。
「則竹さ〜ん」と大声で叫んでいた女性、小さな子供を連れて家族で見にきていた方々、１人で見ていた女性（ワタシもですが）・・・それぞれが、２年ぶりの思い切り野音を楽しんだコトと思っています。２１世紀の夏はまだ始まったばかり･･･。